浮世絵
木版画は、単体の美術品としてだけでなく、装飾品や書籍・雑誌の挿絵など、多岐にわたる用途で親しまれてきました。
なかでも最もよく知られているのが、江戸時代の「浮世絵」です。浮世絵は庶民の日常生活や風俗を描いたものでした。高度な木版印刷技術のおかげで大量生産が可能となり、手頃な価格で手に入ることから庶民の間で爆発的な人気を博しました。
浮世絵は、絵師が描いた下絵を木版に彫り、それを紙に刷ることで作られます。当時としては画期的な技術であり、1枚の木版から高品質な版画を数百枚も刷り出すことができました。